【ホームヘルパー監修】介護におすすめの見守りロボットは?使用するメリットとデメリット|選び方

【ホームヘルパー監修】介護におすすめの見守りロボットは?使用するメリットとデメリット|選び方

介護をするなかで活用できる製品のひとつに、「見守りロボット」があります。

見守りロボットは見守りだけでなく、コミュニケーションツールとしても活用できるため、近年利用者が増えています。

しかし、介護の見守りロボットがあることは知っていても、どれを選べば良いのかわからないという人もいるでしょう。

そこで今回は、介護の見守りロボットを導入するメリットとデメリット、選び方を紹介します。

監修者:まみ

ホームヘルパー2級(訪問介護員2級養成研修課程修了)。
訪問・デイサービス・介護施設を見てきた経験あり。
家族の介護経験も活かして記事を作ります。

介護の見守りロボット導入のメリット・デメリット

ここでは、介護の見守り計ロボットを導入するメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

見守りロボットを導入するメリットは以下の通りです。

●孤独感の解消
●見守り以外の幅広い機能

最大のメリットは、孤独感の解消につながることです。

会話機能を搭載しているものも多く、高齢者との会話も可能です。

たとえロボットであっても、コミュニケーションによって孤独感の軽減が期待できるのだから、導入のメリットは大きいでしょう。

また、見守り以外にも、リマインダーやニュース・天気などの情報機能など、幅広い機能を備えています。

さまざまな機能で日常生活をサポートしてくれるのも見守りロボットの魅力です。

デメリット

一方、見守りロボット導入のデメリットは以下の通りです。

●価格が高い
●緊急時の対応が難しい

見守りロボットのデメリットは、高価であることです。

購入するかレンタルするかによって費用は異なりますが、数ある見守りサービスの中では高額な部類に入ります。

会話機能にこだわらないのであれば、他のサービスを検討すべきでしょう。

また、カメラやセンサー機能が搭載されていても、急な駆けつけには対応していません。

異常を検知しても即座に対応することは難しく、デメリットといえます。

緊急対応が必要な場合は、訪問監視サービスや駆けつけ監視サービスを利用するのがよいでしょう。

見守りロボットの種類

介護施設向けの見守りシステムには、大きく分けて3つのタイプがあります。

居室監視型

最もオーソドックスなタイプで、居室やトイレに設置した各種センサーやカメラで、居室やトイレでの様々な行動を監視します。

データ分析

「居室見守り型」の機能を持つサービスの中では、収集したデータの分析も得意とします。

分析したデータは、利用者フォローの質の向上や業務改善に役立てることができます。

睡眠見守りタイプ

睡眠中のモニタリングに特化したタイプ。

主にベッドに取り付けたセンサーで、寝起き、睡眠状態、体重推移、生活リズムなどをモニタリングできます。

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介護向け見守りカメラの比較ポイント

タイプが決まったら、次の3つのポイントを比較して、それぞれの施設に適したサービスを選びましょう。

検知可能な行動の範囲

使用するセンサーの種類によって検知できる項目が異なります。

そのため、まずは検知・把握したい入居者の行動・行為を絞り込みます。

その上で、居室内の行動を把握したいのであれば人感センサー、無断外出や徘徊を防止したいのであればドアセンサーなど、対応するセンサーや機能を搭載したサービスを選択しましょう。

看護記録システムとの連携

睡眠時間や起床時間、心拍数などの計測データを介護記録ソフトに直接入力できるシステムを利用すれば、記録管理の手間や時間を削減できます。

介護記録ソフト(アプリ)に対応しているか必ず確認しましょう。

アプリで把握できる範囲

移動中など、固定モニターで確認できない場面では、スマホアプリから利用者の状況を確認できるのは心強いですね。

また、スマートフォンのアプリからどのような情報が得られるのかも確認しておくといいでしょう。

介護の見守りロボットの利用を検討しよう

職員の身体的・精神的負担を軽減でき、離職防止も期待できます。

事故や徘徊の防止は、利用者や家族の安全・安心につながり、生活の質の向上にもつながります。

質の高い介護をするためにも、導入を検討してみましょう。

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