介護の現場で、ケアマネージャーは給料が高い職種とされます。その平均はどれくらいなのか、そして資格の取得は難しいのかについて紹介します。
ケアマネージャーの平均給料
・ケアマネージャーは、介護支援専門員とも呼ばれる
・厚生労働省の調査によると、平成30年における平均基本給は217690円
・手当などを加算すると、350320円が平均となる
・基本給は前年に比べて1960円高くなっている
ケアマネージャーの給料は高いのか
介護の現場で一番給料が高いのは、看護職員、次いで理学療法士や作業療法士、言語聴覚士または機能訓練指導員。
ケアマネージャーは、3番目に給料が高いです。また、一般的な介護職員に比べると、手当も含めた月給の差は約5万円にもなります。
ケアマネージャーの仕事内容
・課題分析
・ケアプランの作成
・サービス提供状況の把握と評価
・給付管理業務
・認定調査の受託
・要介護認定申請の代行
ケアマネージャーの資格の難易度は?
ケアマネージャーは「介護支援専門員」という資格で、国家資格ではなく各都道府県が試験を実施しています。ケアマネージャーは、介護福祉系の資格の中では難関とされています。なお、2018年の合格率は10.1%です。
ケアマネージャーの試験概要
・正式な試験名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」
・1年に1度、毎年10月頃に実施される
医師や薬剤師、保健師などの国家資格、生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員として、実務経験が5年かつ従事日数が900日以上あれば受験が可能です。
ケアマネージャーをめざそう!
ケアマネージャーになると、給料もアップする可能性が高いです。介護の現場で働くなら、ケアマネージャーをめざしてみましょう。