クレステッドゲッコーを飼育する際、ケージに観葉植物や草を入れることで美観が増し、クレステッドゲッコーにとって登ったり隠れたりするのに最適な場所を提供します。
そのため、クレステッドゲッコーのケージに観葉植物や草を入れることを強くおすすめしますが、「どのタイプを選べばいいの?好きなものを選んでもいいの?」と疑問に思うかもしれません。
今回は、クレステッドゲッコーのケージで使用するテラリウムやビバリウムに最適な5つの観葉植物を紹介します。
クレステッドゲッコーにおすすめの5つの観葉植物
異なる葉の形を持つ植物を紹介します。
あなたが気に入る植物が見つかるかもしれません。
ジュエルオーキッド
ダークグリーンの葉にライトグリーンの葉脈が映え、非常にユニークな雰囲気を作ります。
やや育てるのが難しいため、観葉植物に慣れた人におすすめです。
環境の変化に敏感なので、湿度、温度、光量を一定に保つ必要があります。
葉は丈夫なので、小さなクレステッドゲッコーが立つのにも適しています。
テーブルヤシ
フワフワした薄い葉を持ち、トロピカルな雰囲気を醸し出します。
成長が遅く、見た目が急に変わらず、購入時と同じように長期間維持するのが簡単です。
非常に丈夫で育てやすいので、観葉植物初心者にもおすすめです。
施肥は不要です。
アスプレニウム
主に熱帯に生息するシダ植物で、美しい波状の明るい緑の葉を持っています。
育てやすいので、初心者におすすめです。
直射日光を好まないため、日陰に置いておく必要があります。
この植物は、根元で水を与えるのではなく、葉を霧吹きで湿らせることを好みます。
アグラオネマ
様々な色の斑点が入った緑の葉を持つこの植物は、クリームからピンクの斑点を持つものありますが、黄色、薄い灰色、赤、白や黄緑のカモフラージュのようなパターンのものなど、多くの異なるタイプが販売されています。
「この色の葉が欲しい」と思ったら、探してみるとユニークなものが見つかるかもしれません。
日陰に強く、湿度の高い環境を好むため、クレステッドゲッコーのケージに最適です。
初心者でも自信を持って育てることができます。
ガジュマル
厚い根(幹)と光沢のある丸い葉のコントラストがユーモラスです。
長くて丈夫な幹を選べば、樹上性のクレステッドゲッコーのための止まり木として使えます。
クレステッドゲッコーの水槽に適した観賞植物とは?
クレステッドゲッコーの水槽に適した観賞植物には共通点があります。
重要なポイントを考慮し、適切な植物や草を選びましょう。
日陰耐性と湿気
クレステッドゲッコーを飼う際、湿度管理は非常に重要です。
そのため、湿度の高い環境に適した植物や草を選ぶことが大切です。
直接日光を浴びても問題ない植物と、日陰で育てるべき植物があるため、クレステッドゲッコーの環境に合った「高湿度で直射日光なし」の植物を選ぶのが最適です。
あまり大きくならない植物
手のひらに収まるものから数メートルまで成長する植物までさまざまです。
飼っているクレステッドゲッコーの種類によっては、かなり大きなケージにいることもあるため、ケージに収まる植物を選ぶのが望ましいです。
植物が成長しすぎると、頻繁に手入れが必要になり、手間がかかります。
樹上性クレステッドゲッコーのための丈夫な植物を選ぶ
樹上性のクレステッドゲッコーは枝を登るのが好きなので、自分の体重を支えられない薄い枝や幹の植物は適していません。
クレステッドゲッコーが登る際に枝が折れてしまうと、クレステッドゲッコーが落ちてしまう可能性があります。
もしクレステッドゲッコーが怪我をしたら大変ですので、丈夫な枝や幹を持つ植物を選びましょう。
しっかりした葉を持つ植物や草は、クレステッドゲッコーがその陰で休めるため適していますが、葉が成長しすぎると視界が遮られるため、適度な量の葉を持つ植物を選ぶことが重要です。
サトイモ科・パイナップル科はNG
サトイモ科・パイナップル科の植物は、シュウ酸カルシウムを含んでいます。
クレステッドゲッコーが大量のシュウ酸カルシウムを摂取すると中毒になる可能性があるため、これらの植物は避けましょう。
これらの植物をクレステッドゲッコーの飼育環境に置いても、クレステッドゲッコーが病気になることはありません。
サトイモ科・パイナップル科の植物が好きな方も、クレステッドゲッコーのケージに置いて問題なく、実際に多くの人がそうしています。
長期間にわたって大量に食べると危険が増すため注意が必要です。
クレステッドゲッコーのケージに植物を入れてレイアウトしよう
最適な植物は、飼い主の好み、育てやすさ、飼っているクレステッドゲッコーの特性によって異なります。
あなたの大切なクレステッドゲッコーにぴったりの植物を見つけましょう。