条件さえ整えば、イエアメガエルを飼っていても家を空けることができます。
しかし、数日間留守にする場合は、ある程度の準備と対策が必要です。
帰ってきたときにイエアメガエルが「おかえり」と言ってくれるように(そう思ってもらえるように)、出かける前にきちんと対策をしておきましょう。
イエアメガエルを置いて旅行に出発する前の準備
成体のイエアメガエルは餌がなくても1ヶ月ほど生き延びることができます。
よほどの長期でない限り、食べ物以外で特に気をつけなければならないことが2つあります。
②ケージの汚れ
ケージの中の温度と湿度に注意しましょう!
温度
夏は暑すぎないように、冬は寒すぎないように注意しましょう。
対策としては、夏場はケージを涼しい場所に移動させるか、エアコンをつけるといいでしょう。
電気代はかかりますが、エアコンをお勧めします。
冬は保温対策をしていれば大丈夫です。
湿度
2~3日なら気にする必要はありません。
それ以上長い場合は、特に冬場は対策が必要です。
しかし、外出中にイエアメガエルが乾かないように水の量を増やせばよいのかを知るためには、毎日観察して、1日や1週間でケージの中の水位がどれくらい減っているかを記録しておく必要があります。
イエアメガエルのケージを汚さないように注意
旅行中にウンチをしてケージが汚れると、イエアメガエルにとっては大問題です。
汚れた水を皮膚から吸収してしまい、最悪の場合、自家中毒を起こしてしまいます。
これを防ぐには、餌を与えるタイミングを調整したり、移動中にウンチをさせない工夫が必要です。
家を出る10日ほど前に餌を与え、イエアメガエルが先にウンチをするので、それを掃除してから家を出るようにするとよいでしょう。
餌を与えてからウンチをするまでの日数を把握して、タイミングを調整してください。
旅行から帰ったらすぐにイエアメガエルをチェック
ケージの中が清潔で乾いているか、イエアメガエルが元気かを確認しましょう。
帰ってきたばかりで疲れているかもしれませんが、場合によってはちょっと掃除したり、様子を見たりして世話をしてあげてください。
イエアメガエルを置いて旅行をするなら万全の準備を!
イエアメガエルも、他のペットと同じように、お出かけ前の準備とお出かけ後のケアがとても大切です。
外に出せないペットだからこそ、お留守番させるときはきちんと対策をして、イエアメガエルが安心できる環境を作ってあげましょう。
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