イエアメガエルにグラスハーモニーがおすすめ?使いやすい理由とは

イエアメガエルにグラスハーモニーがおすすめ?使いやすい理由とは

グラスハーモニーは、実は爬虫類用のケージではなく、ハムスターなどの小動物用のケージです。

しかし、イエアメガエルやヒョウモントカゲモドキなどの小さい生き物との相性は抜群です。

今回は、イエアメガエル用ケージとしても使えるグラスハーモニーを紹介します!

グラスハーモニーがイエアメガエルに使える理由

通気性が良い

爬虫類のケージで一番大切なのは通気性です。

湿度の高い爬虫類でも、通気性の良いケージを使わないと蒸れて体調を崩すことがあります。

グラスハーモニーは両サイドと上部に通気口があり、通気性に優れています!
また、両サイドに穴が開いており、天井にも通気孔があります。

個人的にはもっと穴が欲しいところだが、側面に通気孔があるので問題ないでしょう。

実際、玄関には小さな隙間があるので、よほどフローリングを水浸しにしない限り、蒸れる心配はありません。


前面フルオープン(両開き)ドア

グラスハーモニーのドアは、前面が両開きのドアのようになっています。

爬虫類は鳥などに上から襲われることが多いので、ガラス水槽のように上からお世話ができるケージにすると、警戒心やストレスを感じてしまうことがあります。

前面フルオープンの扉なら、横からお世話ができるので、動物にとってもストレスが少なく、お世話がしやすくなります。

また、メタルラックなどに多数のケージを置く場合は、上からのお世話が必要な水槽よりも、前面全開扉や引き戸の方がお世話がしやすくなります。

イエアメガエルにグラスハーモニーをおすすめできる理由

大きさと使いやすさの割に安い

グラスハーモニーの魅力は、大きさと使いやすさの割に安いことです。

グラスハーモニーとほぼ同サイズの爬虫類用ケージとの比較です。

グラステラリウム 3030:約7,000円
レプタイルボックス ワイド:約7,000円
グラスハーモニー 360:約3,700円
グラスハーモニー 450:約4,500円
グラスハーモニー 600:約9,000円

中型のグラスハーモニー450でも、グラステラリウムや爬虫類ボックス・ワイルドより安いです。

グラスハーモニー360はグラステラリウムの約半額。

ちなみに、レプタイルボックスは普通サイズで3,500円くらいなので、スペースに問題がなければ、個人的にはグラスハーモニー360をオススメします。

ガラステラリウムより軽い

グラスハーモニーの魅力は、よく比較されるグラステラリウムよりも軽いことです!

グラステラリウム 3030:約5.6kg
グラスハーモニー 360:約2.5kg
グラスハーモニー 450:約3.7kg
グラスハーモニー マルチ600:約4.4kg

一番大きなサイズのグラスハーモニー600でも、グラステラリウム3030より約1kg軽いのです。

グラスハーモニーが軽い理由は、多くの部品がプラスチックでできているからです。

そのためかなり軽く、女性やお子様でも比較的扱いやすいのです。

お手入れが簡単

グラスハーモニーは、とにかくお手入れが簡単です!

前扉が全開するので、床材にペットシーツを使用していても、簡単に取り替えることができます。

ちなみに、ガラステラリウムよりも掃除がしやすいと言えます。

グラステラリウムの床材を土や砂にすると、全面的に張り替えるのは少々面倒です。

しかし、グラスハーモニーの場合、以下の写真のように本体と底トレーを分離することができます。

本体と底トレーが分離できるので、土や砂の床材の交換がとても簡単です!

今まで掃除が面倒で土や砂を敬遠していた方も、安心してグラスハーモニーを使えます。

イエアメガエルにグラスハーモニーを使う際の注意点

配線を入れるのが難しそう

電線を差し込む仕組みがないので、ヒーターを中に取り付けるのは難しです。

ハムスターが水を飲むための穴はありますが、そこにケーブルを差し込むのは難しそうです。

ヒーターが付けられないため、冬は暖房を考える必要があります。

普段から爬虫類用の箱を使ったり、温室を作っている人にとっては、大きな問題ではないでしょう。

メタルラックの上に置く場合、扉がラックの支柱に当たって割れないか心配になるかもしれませんが、グラステラリウムの場合、扉の上下にプラスチックの枠がついています。

プラスチック部分が先にポールに当たるので、よほど強い力でドアをぶつけない限り、グラステラリウムが割れることはありません。

メタルラックの上にグラスハーモニーを置く場合は、無理に開けないように注意してください!

シルエットの好みは分かれる

グラスハーモニーはレプティギアに似たシルエットで、フロアトレイと本体があります。

グラステラリウムやレプタイルボックス、パンテオンのような四角いシルエットを好む人には、グラスハーモニーは好ないかもしれません。



グラスハーモニーは使いやすく、値段もレプタイルボックスとそれほど変わりません。

ヒーターが入れられないという問題はりますが、これは「温室を作る」ことで簡単に対応できます。

イエアメガエルのケージで迷っている方は、グラスハーモニーの利用を検討してみましょう.

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