猫のしっぽに似た形をしているサボテンは、とても特徴的でかわいらしい見た目で人気を集めています。
この記事では、猫のしっぽに似た形の「ヒモサボテン」とは何か、育て方や健康なヒモサボテンの見分け方を紹介します。
猫のしっぽのようなヒモサボテンの概要
サボテン科ヒモサボテン属
名称:ヒモサボテン(ヒルデウィンテラ)
ヒモサボテンの育て方
ヒモサボテンは、小さく立っている茎の部分が成長すると、鉢から垂れ下がることから「ヒモサボテン」と呼ばれています。
茎の表面は細かい毛のような棘で覆われており、鋭いトゲがないため、優しい印象のあるサボテンです。
置き場所
・明るく通気性の良い日当たりの良い場所に置く
・冬は日が当たる部屋で保管
・夏は直射日光を避け、部分的な日陰に置く
水やり
・春から秋にかけて、土が乾いたらたっぷりと水をやる
・冬は休眠期に入るため、控えめに水をやる
ヒモサボテンの健康状態の見分け方
ヒモサボテンや多肉植物を購入する際に、健康状態を見分けるポイントをいくつか覚えておきましょう。
しっかりしていてツヤがある
一部のヒモサボテンや多肉植物は、元々ツヤがない場合がありますので、まず見るべきはその「しっかり感」です。
十分に日光を浴びた健康なヒモサボテンは、表面がしっかりしています。
伸びていない
伸びているとは、植物の葉が長く伸びてしまった状態を指します。
ヒモサボテンの場合、通常は丸い先端が中心から伸び出していたり、不規則な形をしていたりします。
伸びた多肉植物を屋外で育てると、日焼けしてしまいます。
色と形
一度細くなった植物は、環境を変えたり手入れをしたりしても元の形には戻りませんので、細長いサボテンは購入しないようにしましょう。
色が濃いほど良く、赤っぽい色や淡い色のものは弱い可能性があります。
クラッスラ科の多肉植物の中には、秋の終わりから春の初めにかけて赤くなるものもあるため、色を出している植物は新鮮である可能性が高いです。
「猫のしっぽ」とも呼ばれるヒモサボテンは、ネットでも購入できます。
紹介した育て方を参考にして、特徴的な形のサボテンを育ててみましょう。