雇われの身を脱して転売で生活するのにはかなりの思い切りが必要。
生活していくためには稼ぎ続けることが必須となるが、転売はそれが可能なのでしょうか。
この記事では、転売で生活していくことが可能なのかについて解説し、転売で生計を立てるメリットやデメリット、コツについて紹介します。
転売で生活できるのか
転売で生活できている人は一定数存在します。
「生活をする」基準としては、生計が立てられることと考えると転売のみで生活することは決して無理なことではありません。
毎月の生活にいくらかかるのかは人によって違うが、たとえば手取りで30万円欲しいのであれば、めざす粗利益は50万円ほど(20万円は経費として必要となるため)。
転売のコツを押さえておけば、この目標をクリアすることは難しくないでしょう。
ただし、転売で生活が成り立たっていない人もいます。
コツを押さえて転売を行うことが大切なのです。
転売で生活するメリット・デメリット
転売で生活するメリットとデメリットを紹介します。
転売で生活するメリット
・好きなときに、好きなことができる(時間を自由に使うことができる)
・通勤する必要がない
・会社での人間関係に悩まされることがない
・頑張り次第で月収を上げることができる
転売で生活するデメリット
・サラリーマンではないため、給料が安定しない
・ボーナスがない
・社会保険に加入できない
・最初の数年はローンが組めない
転売で生活するために大切なこと
転売で生活するために大切なことを紹介します。
環境を整える
転売で利益を得るためには、仕入れをする必要があります。
また、仕入れには資金がいるため、まずは資金を作ることが大切です。
月収30万円をめざすのならば、100万円の資金が必要とされます。
そのため、転売で生活を始めるのならば、まずは月収目標を決めて相応の資金を調達する必要があるでしょう。
資金が調達できて、初めて転売のための環境が整ったといえます。
転売の世界を知る
・転売についての情報を仕入れる
・仕入れに対する考え方などを学ぶ
・作業の流れになれる
・相場感を作る
・実際に稼いでいる人に学ぶ(コンサルティングサービスを受けるなど)
仕組みを作る
・毎月安定して稼ぎ続けていくためには、ある程度仕組みを作っておく必要がある
・ツールを活用する、人を雇うなどして自分が動かなければならない部分を減らす
・最終的には、仕入れに専念できるような仕組みを作り上げる
仕組みができると、月収も上がりやすくなるでしょう。
転売で生活するためのコツ4選!
転売で生活するためのコツを4つ紹介します。
コツ1:安定して売れるものを見つける
毎月安定した月収を得ていくためには、毎月それ相応の商品をリサーチして仕入れる必要があります。
毎回さまざまな商品をリサーチして仕入れているようでは、手間がかかり効率が悪いでしょう。
毎月安定して売れる商材があれば、リサーチに時間もかからず仕入れも効率的に行えるようになります。
安定して売れる商材だけを毎月千個以上販売している人もいます。
売れ筋商品をチェックして、リピートしていくと安定しやすいでしょう。
コツ2:仕入れ以外の時間を短縮する
転売では、リサーチ、仕入れ、検品、出品、梱包、発送という工程が必要です。
この中で特に重要となるのがリサーチと仕入れで、売れる商品を仕入れられてこそ利益を上げることができます。
そのため、それ以外の時間はなるべく少なくすると月収を上げやすくなるのです。
人を雇って業務を任せるのも効果的。
AmazonのFBAサービスやヤフオクの納品専門チームなどを利用するのも有効です。
コツ3:貯金分の口座をわける
サラリーマンのように税金関係をすべて会社がやってくれるわけではないため、自分ですべて管理する必要があります。
保険や年金などの税金が引かれることもしっかり頭に入れておきましょう。
また、毎月貯金ができないようなギリギリの収支では生活が苦しくなってしまうため、なるべく少しずつでも貯金することが大切。
口座が1つしかないと余っているお金を使いたくなってしまうため、貯金分は別の口座を作っておくと効果的です。
今後のことも考えて、余裕のある資金繰りをめざすことも大切です。
コツ4:ポイントを有効利用
・転売の仕入れにクレジットカードを使うのならば、仕入れた金額に応じてポイントが貯まる
・年3千万円を売り上げるのならば、年末には15~20万円ほどのポイントが貯まることもある
・貯まったポイントは、ポイントサイトを利用すると現金化することができる
・現金化すれば、ボーナスのような感覚で収入を得ることができる
利益を出すためにツールを駆使しよう!
生活をしていくということは、副業での転売とは違う考え方をする必要があります。安定して稼いでいくためにも、作業を効率化しましょう。