という疑問を抱える飼い主が増えています。
自宅で過ごす時間が増えたことでペットを飼う人が増えていますが、ハムスターは初心者にも飼いやすいペットとして人気です。
ハムスターは夜行性なので、昼間家を空けることに関してはあまり心配する必要はありませんが、数日間家を空けるときはどうしたらよいのでしょうか?
この記事では、ハムスターを留守番させる方法と、日数によっての対処法を紹介します。
ハムスターは何日留守番できる?
結論から言うと、ハムスターは留守番できます。
ハムスターは群れを作らず、基本的に単独行動をするため、人間がいなくてもストレス(孤独感など)を感じることはほとんどありません。
しかし、水や食事を自分で確保したり、温度調整をしたりすることはできません。
家を空ける期間を考慮して、ハムスターが空腹や環境の変化で体調を崩さないように準備する必要があります。
また、
特に夏の水分不足や高温、冬の寒さは最も危険です。
若くて健康なハムスターでもストレスに敏感な場合があるため、過保護になるくらい気をつけましょう。
ハムスターをどれくらいの期間一人にできるのでしょうか?以下では、日数ごとの対処方法について紹介します。
1~2日家を空ける場合
1~2日間、家を空ける場合、普段より多めに水と食事を準備しておけば問題ありません。
出かける前にケージを掃除し、水筒を消毒して、ハムスターが清潔な環境で過ごせるように整えておきましょう。
水と食事をたっぷり準備する
ハムスターはもともと食料が少ない砂漠地帯に生息していたため、食料をストックする習性があります。
そのため、十分な食料があっても一度に食べることはなく、食べた分を巣穴に持ち帰ります。
掃除のためにハムスターの巣を開けたときに、食べ物がこぼれたことはありませんか?
特に夏は食べ物が傷みやすいので、帰宅中に食べ物が腐らないように乾燥ペレットを与えるのが最適です。
ハムスターはひまわりの種など脂肪分が多い食べ物を食べ過ぎることがあるので、健康管理のためにはバランスの取れたペレットを中心に与えましょう。
食事は普段の2倍の量を入れ、余分に準備しておきましょう。
旅行中のトラブルに備えて、水も十分に準備しておくことが重要です。
室温管理を忘れない
ハムスターは温度の変化に敏感な生き物です。
春や秋など、気候が安定している時期は問題ありませんが、夏や冬はエアコンなどの温度調整機器をうまく活用する必要があります。
住んでいる地域によって対策が異なるので、地域に合わせた対応をしましょう。
エアコンをつける
エアコンをつけることが最も信頼できる方法です。
エアコンを数日間つけっぱなしにしても電気代はそれほど高くなく、室温を26度前後に保つように設定します。
その際、ケージの位置を工夫して、風がハムスターに直接当たらないようにしてください。
ハムスターは汗をかかないので、風が当たっても特に涼しく感じることはありません。
換気扇やヒーターを使用する際も同様です。
空気を循環させるのは良いですが、風が直接当たるのはストレスになるので注意が必要です。
カーテンを閉める
夏の暑さ対策としては、カーテンを閉めて直射日光を遮ることで、室内の温度が急激に上がるのを防ぐことができます。
冷暖房製品を使用する
ハムスター用の冷却マットやブランケット、ヒーターなども販売されています。
これらを床に置いたり、吊るしたりすることができます。
ただし、ハムスターがそれを使うかどうかは個体差があるので、購入前にハムスターが使用するかどうか確認しておくと良いでしょう。
旅行に出る前に一度試しておくのが理想です。
3日以上家を空ける場合
2泊~3泊程度の旅行や出張で3日以上家を空ける場合、食事や水を準備するだけでは難しいです。
前述のように、水や食べ物は数日間で傷んでしまうため、特に夏はハムスターが体調を崩すリスクが高くなります。
大切な命を守るため、誰かに世話を頼むことを考慮しましょう。
知人に預けるか、ペットホテルを利用する
ハムスターを飼った経験がある知人に預けるか、ペットホテルを利用するのがオススメです。
知人に預ける場合は、水や食事の交換、トイレの掃除などの通常のケアに加えて、普段の獣医の連絡先や緊急連絡先を伝えておきましょう。
ハムスターは環境の変化に敏感で、普段と同じケージや食事でもストレスで体調が悪くなることがあります。
外出先で簡単に連絡を取れるようにして、問題があれば相談できるようにしましょう。
ペットホテルに預ける場合は、動物病院が運営しているペットホテルを選ぶと安心です。
ケガや病気の対応ができるので、事故や健康の変化にも迅速に対応できます。
ハムスターを受け入れているか、普段のケージで預けられるか、必要な持ち物や、事故や逃げ出した場合の保証内容を確認しましょう。
ハムスターの留守番ではペットカメラを設置する
家を空けている間、ハムスターがどうしているか心配な場合や寂しいと感じる方は、ペットカメラを設置しましょう。
ハムスターと離れていても、ペットの様子を観察できます。
家を空ける機会が増える中で、家族の一員であるハムスターが快適に過ごせるよう準備をし、帰宅後は愛情を注いであげましょう。
ハムスターは留守番ができますが、水や食事をたっぷり準備し、温度管理に気をつけましょう。
3日以上家を空ける場合は、知人に世話を頼むかペットホテルを利用するのがおすすめです。