・耳のかゆみ
・膿による異臭
・悪化すると脱毛や出血、食欲減退が見られることもあり、二次被害のリスクが高まります
中耳炎
中耳炎は、外耳炎が悪化することで発症する耳の病気です。
この病気の特徴は、ふらつきや歩行困難です。
外耳炎の膿が耳の奥にある三半規管に達することで発症すると考えられています。
耳の奥には点耳薬が届きにくいため、抗生物質を使用する必要があります。
膿がひどい場合は切開治療が必要となり、ハムスターの体に負担がかかることがあります。
ハムスターの耳の腫瘍や病気を予防する方法
いくつかの注意点を守ることで、ハムスターの耳の病気を予防することができます。
清潔な環境を保つ
ケージ内を清潔に保つことで、外耳炎や腫瘍などの病気の発症を防げます。
特に、ハムスターは砂浴びで体を清潔にする習性があるため、トイレの掃除を頻繁に行うことが大切です。
ストレスを与えすぎない
過度な接触やストレスでグルーミングが増えると、耳が傷つきやすくなります。
触れ合いには時間を設け、適度に接するようにしましょう。
バランスの取れた食事を与える
健康で抵抗力が強いと、病気が悪化する前に治ることがあります。
栄養バランスの取れた食事を与えることで、体力をつける効果が期待されます。
まとめ
ハムスターは小さくかわいらしい耳を持っていますが、外耳炎や中耳炎などの病気にかかりやすい動物です。
これらの病気は、不衛生な環境で細菌やほこりが体内に入り込むことで発症します。
特に血腫やリンパ腫など命に関わる病気もあるため、定期的に健康チェックを行い、ケージを清潔に保つことが重要です。
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