ハムスターが薬を飲まない|正しい飲ませ方と目薬の使い方

ハムスターが薬を飲まない|正しい飲ませ方と目薬の使い方

ハムスターの病気を治し、回復するためには、処方された薬を適切に与えることが重要です。

この記事では、薬の与え方、目薬の使い方、そしてハムスターが薬を嫌がる場合の対処法について紹介します。

ハムスターに薬を与える方法

薬は注射ポンプタイプのシリンジや瓶で提供されますが、与え方は基本的に同じです。

薬瓶の口をハムスターの口の横に差し込み、優しく垂らします。

薬を深く入れすぎないように気を付けてください。

気管に詰まる可能性があります。

無理に口に入れなくても、スプーンや手に垂らしてハムスターに舐めさせる方法もあります。

ハムスターが飲みやすく、飼い主がやりやすい方法で与えましょう。

ハムスターは大半の時間を寝て過ごすため、毎日決まった時間に薬を与えるのは難しいです。

例えば、1日2回薬を与える場合、12時間きっかりではなく、一定の間隔で薬を与えるようにしましょう。


ハムスターが薬を飲まない時の対処法

多くの動物病院では、甘い味の薬を処方してくれるので、甘い薬はハムスターが喜んで飲むことがあります。

しかし、薬が苦い場合、ハムスターは拒否することがあります。

薬を自分で飲めるのが理想ですが、難しい場合の対策を紹介します。

蒸したさつまいもと混ぜる

ハムスターは、柔らかくて食べやすい食べ物や、香りが良い食べ物を食べると食欲が増します。

蒸したさつまいもはこの特徴を備えており、非常に効果的です。

同様の理由で、熱湯で浸したペレットボールもおすすめです。

ただし、通常のペレットより水分が多いため、早く傷みやすいので注意が必要です。

ハムスターが食べられる分だけ作り、残った分はすぐに取り除きましょう。

おろし野菜と混ぜる

キャベツや人参などのおろし野菜と混ぜてハムスターに与える方法です。

どんな野菜でも使用できますが、甘い野菜の方が薬を飲みやすくなります。

冷凍乾燥した野菜や豆腐を浸して与える方法もおすすめです。

ハムスターにとっておやつや副菜としても使えるので、定期的に与えるとよいでしょう。

ただし、残さないように、ひと口大に切り、混ぜ物に浸して与えてください。

甘いものと混ぜる

蜂蜜やメープルシロップ、砂糖大根シロップなど、甘いものと混ぜる方法があります。

これにより、薬が甘くて美味しくなり、飲みやすくなります。

ただし、100%純粋な甘味料を選ぶようにしましょう。

ハムスターに目薬を使う方法

ハムスターが結膜炎などの目の病気を持っている場合、目薬が処方されることがあります。

目薬は、人間の子供に使うときも怖いと感じることがあります。

ここでは、目薬と軟膏の2種類の目薬について紹介します。

目薬の使い方を覚えて、慎重に使用しましょう。

目薬

目薬を使う最適なタイミングは、ハムスターが食事に集中している時です。

食事に夢中になっている間に目薬を垂らし、薬が浸透した後にその周りを拭いてください。

軟膏

手に少量の軟膏を取ります。

ハムスターの目に優しく触れると、自然に目が閉じます。

そのタイミングを見計らって、力を入れずに薬を塗ります。

軟膏タイプの目薬は目薬タイプより使いにくいと感じるかもしれません。

ハムスターが慌てて動くと危険なので、しっかりと固定しましょう。

タオルで包むと、ハムスターが落ち着きやすく、飼い主にもやりやすくなります。


薬の与え方を正しく覚えてハムスターの治療をしよう

薬は口の横からゆっくりと垂らし、深く入れないようにしましょう。

スプーンや手に垂らして舐めさせても構いません。

ハムスターが嫌がる場合は、美味しいものと混ぜましょう。

目薬を使う時は慎重に行い、ハムスターが暴れる場合はタオルで固定しましょう。

また、ハムスターのように1日の大半を寝て過ごす動物には、決まった時間に薬を与えるのは難しいことがあります。

1日2回薬を与える場合、12時間きっかりではなく、ある程度の間隔で与えてください。

軟膏タイプの目薬は特に難しいですが、目の周りを優しく触れると自然に目が閉じるので、そのタイミングで塗るのがコツです。

飼い主さんにとっては、ハムスターが病気で苦しんでいるのを見るのは辛いことです。

ペットに薬を与えるのは簡単ではありませんが、できるだけ早く回復できるように治療を頑張りましょう。

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