ビジネスではタブー視される派手なスーツも、場面を選んで着ればかっこよく着ることが可能です。どのような場面で着るのがふさわしいかを紹介します。
「派手なスーツ」とは?
一般的に「派手なスーツ」といわれるのは、ジャケットやパンツの色が鮮やかで目立つものです。
白やシルバーなど明るい色のものも含まれます。
目立つ柄が入ったもの、色は地味でもジャケットやパンツの生地に目立つ折柄が入ったものなど、大きなストライプやドット、花柄、アニマル柄などは派手だといえるでしょう。
ほかにも、デザインが奇抜なものやダブルのスーツも派手なスーツに分類されることがあります。
ビジネスシーンでNGの派手なスーツとは?
ビジネス向きではない派手なスーツとは、色が目立ちすぎる、鮮やかな色や光沢がある素材です。
また、ジャケットやパンツの柄が派手であったり、ストライプの幅が太いとカジュアル感が出てしまうためNGだといえます。
ボタンやポケットの数などが多いものも、個性的なデザインのスーツのため好まれません。
派手ではないものの、黒いスーツはビジネス向けではなくフォーマル向けのため注意が必要です。
ビジネスシーンでは、自分の好みよりも周りの評価が優先される傾向があることを認識しておきましょう。
派手なスーツがOKなシーンとは
どのような派手なスーツを選ぶかによって、着られるシーンが異なります。
結婚式に招待された場合、新郎より目立つことは許されないので、派手な色柄のスーツは着られません。
カジュアルシーンなら派手なスーツを着ても良く、パーティーでは派手なスーツのほうが映えるでしょう。
ただし、上品に見せるコーディネートが必要です。
派手なスーツを上品に着こなそう
スーツは、派手な色で目立たせるよりも、生地の折柄で個性を出した方が上品に見えます。
デザインが個性的なら、生地の色や柄がシンプルでも十分派手に見えるでしょう。
着方はシンプルにしておいた方がくどくならなりません。
TPOはわきまえ、人目を引くスーツを身に着けていれば、マナー違反も目立ってしまいます。
すべてを派手にするのではなく、バランスを考えることが大切です。
たとえば、スーツもシャツも、ネクタイや靴などの小物もすべて派手だと下品になるため注意しましょう。
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派手なスーツに最適な小物選び
柄物のスーツに合わせるネクタイはシンプルにしましょう。
ネクタイも派手になると下品になります。
鮮やかな色のスーツには地味な色のシャツやネクタイが合いますが、色の使い過ぎに注意が必要です。
また、生地の色や柄はシンプルでデザインだけが派手なスーツは、小物も個性的なものを選ぶとバランスがよくなります。
かばんや靴の色まで派手にするとバランスが悪くなるため、全体のバランスを考えたコーディネートをしましょう。
派手なスーツはオーダーもおすすめ
コーディネートしやすく上品に見せられる派手なスーツは、色よりも生地やデザインにこだわったものです。派手なスーツほど、生地やデザインを選べるオーダーで作った方が良いでしょう。