オフィスをレイアウト!フリーソフトでできることとは

オフィスをレイアウト!フリーソフトでできることとは

                                                                  機能的で働きやすいオフィスは仕事の効率もあがるため、最適なオフィスの環境を整えるためにオフィスレイアウトを取り入れる企業が増えています。また、オフィスのレイアウトを簡単に行うための便利なフリーソフトもあるのです。この記事では、オフィスデザインのレイアウト方法や使いやすいフリーソフトを紹介します。

フリーソフトでできること

オフィスレイアウトソフトを使って何ができるのか、また、フリーソフトを使用する際に参考となるオフィスレイアウトの基準について紹介します。

デスクまわりと通路幅の寸法の目安

レイアウトを考える際に、動線の場所を確保し流れをつくるための基準となる最低限の寸法を把握することが大切です。
例えば、着座した際のデスクまわりの寸法+通路幅などと組み合わせてレイアウトを作成します。
【理想的な寸法の目安】
デスクのスペースは縦700mm×幅1200mm程度
人が着座し作業を行うスペースは400mm程度
人一人が通れる通路幅は800mm程度
スムーズにすれ違いができる通路幅は約1350mm以上

1人のスペースの適正面積

一般的にオフィスにおいてひとりあたり「2坪」程度のスペースがあるとよいでしょう。
机や書棚の置き方や、レイアウトの間取りなどを工夫することで適切なスペースを確保できます。
デスクや書棚を置くスペース以外の何も置かない空間の広さで、仕事をする人の快適さが変わるのです。(オフィスの余白は全体の約70%以上が理想的でそれよりも少ないと狭く感じる)

オフィスレイアウトフリーソフト使用で参考にしたい間取り

オフィスレイアウトソフトを使用する時に参考となる基本的な間取りについて紹介します。

対向式レイアウト

対向式レイアウトとは、一カ所に同じ部署の社員を集めて、向かい合って座るオフィスレイアウトのことで、業態や業種を問わず多くの企業で採用されています。
対向式レイアウトは、一カ所にまとまった人員のデスクを配置でき、通路と椅子のスペースを共有できるため狭いオフィスでもある程度のスペースを確保しやすいです。
コミュニケーションを取りやすいですが、集中できない、つい無駄話をしてしまうなどのデメリットも考えられます。

フリーアドレス式レイアウト

フリーアドレス型レイアウトは、社員の座る席が決められていないため、オフィスに机といすだけを用意し、各自が好きな場所に座るスタイルです。
休みの人がいたり、終日外出している人がいたりした場合に、席の数を調整でき、執務スペースを効率よく使える点が大きなメリット。
フリーアドレス型レイアウトを採用したことで、今まで交流がなかった他部署の人と話す機会が増えることもあります。
ただし、机の引き出しなどの代わりになるロッカーや棚などを用意する必要があるでしょう。

スクール式レイアウト

スクール式レイアウトとは、学校の教室のように机を前方に向ける形式です。
従業員の管理がしやすいこと、作業に打ち込めるなどのメリットがありますが、机の下の面積効率が悪く無駄なスペースをとってしまうということがあります。

ブース型レイアウト

机周りにパーテーションやパネルなどで区切りを作って、ひとりひとりが独立して働けるようにするデスク配置です。完全に周囲から遮断されるわけではありませんが、集中して作業に取り組めるため、個人作業の多い職種に向いています。
パネルの高さや配置によって、周囲とのコミュニケーションを取りやすくすることも可能です。

背面対向式レイアウト

チームごとにひとつのブースを作り、デスクを背中合わせにするレイアウトであるため、企画や開発などのチームで共同作業をする職種に向いています。
向き合うことがないので他人の視線を気にせず集中作業を行うことができ、後ろを振り向くだけですぐにチーム内のコミュニケーションを取ることができるため、作業の集中とコミュニケーションを両立させたレイアウトです。
スペース効率は低いため、ある程度席数が少なめのオフィスに向いています。

オフィスレイアウトフリーソフトの選択方法

オフィスレイアウトフリーソフトを選ぶ際に知っておくと便利なチェックポイントについて紹介します。

操作性

無料であるため、いくつかダウンロードし操作方法が分かりやすく直感的に扱えるソフトであるかを確認します。
操作方法としては、ツールをマウスでドラッグするだけで、レイアウトができたり、デスクなど一般的に使われるパーツは、パレットから必要なものをクリックするだけでレイアウトできるなどの簡単な操作であると誰にでも使いやすいでしょう。

パーツやテンプレートバリエーション

一般的なオフィスレイアウトフリーソフトには、デスクやチェア、壁といった、レイアウト作成に役立つパーツやテンプレートがあらかじめ用意されています。
ソフトによってパーツの種類や数の多さは異なるため、イメージを固めるためにも、できるだけパーツが豊富なソフトを選ぶと良いでしょう。

3D表示の有無

3D機能は、平面図では具体的にイメージしにくい「高さ」を、立体的に表現できる機能です。
3D化することで、オフィス家具の高さによる圧迫感などの具体的なイメージが把握できるのでとても便利であるが、フリーソフトには3D機能がついていないケースも少なくありません。
3D機能がついていなくても、十分にイメージすることはできるが、より立体的なレイアウトを希望する場合は3D表示の機能があるものを選ぶと良いでしょう。


オフィスレイアウトフリーソフトと有料ソフトサービスとは

オフィスレイアウトソフトには、有料版もあります。フリーソフトとの主な違いについて見ていきましょう。

有料版はこだわりのレイアウト作成機能がある

フリーソフトにも机や書棚など、最低限必要なパーツは揃っているケースが多いが、有料ソフトはフリーソフトよりも操作で図面作成ができたり、床材や壁紙、オフィス家具といったレイアウト作成に役立つパーツが豊富です。
3D機能が備わっているものが多いため、立体的なイメージができ、レイアウトの作成がしやすいでしょう。(フリーソフトでも一部のものには備わっている)

有料版は共有機能がある

有料版のほとんどは、社内の複数メンバーで図面の編集や、確認などをすることができる共有機能が備わっているため、相談しながらレイアウトをしやすいです。
フリーソフトでも共有機能が備わっているものを選べば、業者の人や社内の何人かのメンバーと共有する程度なら十分でありますが、中には保存や印刷・共有ができないものもあります。

有料版はサポートが充実

有料版には操作方法やレイアウト方法などでわからないことを、電話やチャットなどで個別に教えてくれるサポート体制や機能が充実しているケースが多いです。
フリーソフトにも相談できる機能はありますが、メールでの相談をする場合はある程度の時間がかかるものもあります。

オフィスレイアウトフリーソフトの注意点

オフィスレイアウトフリーソフトを使用する際の注意点にはどのような事があるのかについて紹介します。

無料で試せても改装費の削減にならない

フリーソフトを利用して無料でオフィスレイアウトを考えたからといって、根本的な改装費用を抑えられるというわけではありません。
場合によっては、レイアウトにこだわりすぎて費用が高くなる可能性もあるでしょう。

実際の建物の寸法とは異なる

多くのオフィスレイアウトフリーソフトは簡易的なレイアウトパターンが多いため、実際の建物で工事をする場合の正確な寸法とは異なってしまう可能性があります。
あくまでもイメージを膨らませるためのツールであるため、本格的な実用性には限界があるでしょう。

使用するパソコンのOS・バージョンをチェック

デスクトップアプリ(インストールする)のオフィスソフトの場合、ソフトが動作するかどうかはパソコンに搭載されているOSとそのバージョンに関係します。
主なOSとしては、Microsoft社から発売されているWindowsや、Apple社から発売されているMac OSなど。
フリーソフトの中には、例えばWindowsには対応していてもMacには対応していないというソフトもあるため、使用するパソコンのOSやバージョンなどを確認してから使用する必要があります。

おすすめのオフィスレイアウトソフト

事務所やオフィスの移転でオフィスレイアウトを考える際に簡単に使用出来るおすすめのフリーソフトを紹介します。

せっけい倶楽部の特徴

・平面図と外観の作成ができる
・外観の作成には3Dが使えるため、実際の外観をイメージしやすい
・シンプルに建物だけを作成することもできるが、影をつけたり木や背景を加えたりすることもできる
・有料版もあるが、フリー配信もしているためそのままダウンロードして使用することができ便利である

DraftSightの特徴

・デザイン会社や建築設計事務所などのプロも使っているAutoCADと操作が似ているため、AutoCADの使用経験がある人であれば使いやすい
・コマンドラインに沿っていく操作方法であるため、マニュアルを読む手間が省ける
・フリーソフトの中では本格的である
有料版もあるため、無料版を利用してさらに本格的なオフィスレイアウトをしたいなら有料版を試してみると良いでしょう

Cacooの特徴

・ダウンロードをしなくても、パソコンの画面上で簡単にオフィスレイアウトを使用できる
・サイトからお試し画面に移ればすぐに試すことができる
・デスクなどの通常使用されるツールはあらかじめ用意されており、パレットから必要な物をクリックするだけであるため、マウスだけで操作できる

オフィスレスキュー119の特徴

オフィス家具の大型販売サイト「オフィスレスキュー119Happy」が提供している簡易的なエクセルテンプレートのオフィスレイアウトです。
あらかじめ用意されている机や書棚などをコピーして貼り付けるだけの簡単な操作が人気。

Excel DE 間取り図の特徴

エクセルを使用して簡単に間取り図を作成することができるため、普段からエクセルを使っている人にとって便利です。
よく使用する図形などを登録して繰り返し使用できるため、パターンを分けて間取り図を作成しやすく、作成した間取り図はJPG形式で保存し、印刷ができるため、手軽に複数の人と間取り図を共有できます。

Sweet Home3Dの特徴

ドラッグ・ドロップなどのマウス操作、3Dグラフィックを利用して、簡単に家の間取りや家具の配置をシミュレートできます。
作成した間取り図の上にさまざまなタイプの家具を自由に配置でき、さらに3D空間の室内を自分の目線で歩き回れるのが特徴。
家具の配置だけではなく、部屋全体の色調をシュミレートできます。

Microsoft Office Onlineの特徴

無料で使用できるマイクロソフトオフィスで、複数人による同時編集にも対応したブラウザーで利用できることがポイント。
互換性のある別のソフトではなく、純正のオフィスのオンライン版で、レイアウト崩れなどの問題点が発生しづらいというメリットがあります。
作成したデータはリアルタイムに保存され、OneDrive に保存されるため使いやすく便利です。

オフィス移転時はフリーソフトでレイアウトを

オフィスレイアウトフリーソフトは、移転する際はもちろん、人員配置や机配置のレイアウトなど、オフィスの一部を変更する際にも役立ちます。最近は、生産性や人員確保のためにもオフィスデザインを意識している企業が増えています。オフィスの移転を考える際には、便利なオフィスレイアウトフリーソフトを利用してみましょう。


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