国土交通省管轄の「公益財団法人住宅リフォーム紛争処理センター」のリサーチでは、屋根や外壁塗装のトラブルは1年で1,700件以上も報告されています。つまり、1,700人以上施工業者の選択を誤った人がいるということです。
しかし、どのような選び方をすることで失敗しない塗装を行えるのでしょうか。塗装業者を選ぶ際に自分の中で明確な基準を設けることが大切です。
明確な基準を持っていることによって、塗装業者を選択する際に起こるケースの多い「会社の雰囲気が良さそう」「スタッフが親切な印象」「見積もりの料金が安い」といった曖昧かつ安易な理由で塗装業者を選ばなくなるでしょう。
そこで、失敗しない塗装業者選びのポイントを解説します。
専門資格を持った診断士のいる塗装業者を選ぶ
住宅の調査を行うスタッフが、どのような専門知識を持っているのかを確認することが大切です。建物の劣化状況や大きさなどを正確に調査することによって、その建物に適した塗装方法の提案を行います。
外壁塗装における専門資格とは、建築士や外壁劣化診断士、雨漏り診断士などが挙げられます。これらの専門資格を持っているスタッフが在籍しているかどうかで、業者の良し悪しを見極めましょう。
塗装業者独自の保証制度を確認する
創業者は保証制度を設けているケースが多いですが、口頭だけではなく契約書に記載されているかどうかを確認しましょう。
保証制度は、請負業務である施工内容に責任を持ち、保証期間内に施工を行った部分にトラブルが発生した際に、基本的に業者が無料で塗り直しを行うことです。
「信頼できそうなスタッフだから任せよう」という安易な考えは捨て、責任放棄せずに保証内容をしっかりと確認しなければなりません。
失敗しない業者選びのために施工実績と制度を確認
施工業者を選ぶ際、なぜその業者を選ぶのかといった根拠や、費用目安の数字など明確なものを判断基準にすることが重要です。
・プロの診断が可能か
・施工実績はあるか
・保証制度の有無と契約書の記載内容
診断については、専門資格の免許を取得しているスタッフが在籍しているか、正確に診断を行うためにツールなども用いているか、診断の後にメンテナンスの有無を判断するような報告書や面積まで提示しているかを確認します。
施工実績については、実際に施工をした人の評判がインターネットサイトやチラシなどに掲載されているかどうかも確認することが大切です。さらに、アフター制度アフター保証制度などが口頭での説明ではなく契約書に明記されているかどうかも確認します。
まずは、自分の判断基準を見直したうえで、紹介したチェックポイントを確認し、優良業者を見極めましょう。
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