賃貸物件のトイレの場合、自分好みにDIYするのは難しいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、ちょっとしたグッズを使うだけでも驚くほど雰囲気を変えることができます。そこで、賃貸でも問題なく楽しめるトイレのDIY方法について紹介します。
トイレの床をDIYするポイント
まずは床のDIY方法から見ていきましょう。
・トイレの床材選びの注意点
・トイレの床に適した素材を選ぶことがポイント。
・掃除しやすく防水性がある素材がおすすめ。
・汚れが目立ちにくいものを選ぼう。
・トイレに適した床材
トイレに適した床材について紹介します。
●クッションフロア
・塩化ビニル系床材でクッション性に優れている。
・水濡れに強くメンテナンスが簡単。
クッションフロアシートはホームセンターなどで安価に手に入る素材。柄も豊富でイメージに合ったものを選びやすいです。
●フロアタイル
・塩化ビニル製でタイル状になっている床材。
・傷に強くカッターでカットできるため施工も簡単。
・床に貼るときの注意点
・カッターナイフ、マット、コンベックス(金属製のメジャー)など必要な道具を用意する。
・張る前にしっかり掃除をする。
・床の広さをきちんと測る。
・両面テープを使う
トイレの壁もDIY!
トイレの壁をDIYする方法について紹介します。
・トイレの壁におすすめの素材
トイレの壁におすすめの素材についてチェックしていきましょう。
●はがせる壁紙
・100均やホームセンターなどで簡単に手に入る。
・貼った後も簡単にはがすことができるので賃貸物件でも安心。
・豊富な柄がある。
●レンガ調のクッションシート
・100均やホームセンターなどで簡単に手に入る
・好きな範囲だけ貼ることができる。
・シールタイプなので施工しやすい。
●ウォールステッカー
・100均やホームセンターなどで手軽に購入できる。
・好きな部分だけに使える
・花や動物などデザインが豊富
・インテリア性が高い
・跡が残りにくい
・壁をDIYするときの注意点
・はがしたとき跡が残らないような商品を選ぶ。
・手入れのしやすい商品を選ぶ。
・臭いがつきにくいものを選ぶ。
失敗しない棚作りのポイント
収納の少ないトイレでも、突っ張り式の棚を使えば簡単に収納スペースを増やすことができます。
・突っ張り棒2本と厚紙などを使って簡易棚を作ることも可能。
・ホッチキスを使った飾り棚なら壁に跡が残りにくい。
・棚を設置するときはごちゃごちゃしないように、壁や床とイメージを合わせることが大切。
・見せる収納にするのか隠す収納にするのか考える。
タンクレス風トイレの作り方
タンク部分を隠すようなDIYも人気を集めています。
本格的にタンクを隠したい場合は、あらかじめ木材などで囲いを作ってタンクを覆い、その上に壁紙やリメイクシートなどを貼ります。
突っ張り棒とカーテンを利用した簡単なDIYも人気。布を洗うことができるほか、掃除用具などの収納場所としても役立つでしょう。
賃貸でも自分好みにDIY!
賃貸住宅の場合、原状回復させることを考えてDIYを行うのが基本。
しかし、壁や床を傷つけない壁材や床材も豊富なため、アイデア次第で自分らしいトイレ作りが可能です。