クレステッドゲッコーのお腹パンパン!お腹が膨れる原因と対処法・予防法

クレステッドゲッコーのお腹パンパン!お腹が膨れる原因と対処法・予防法

かわいいクレステッドゲッコーのお腹が膨らんでいるのに気づいたことはありませんか?それは重大な病気のサインかもしれません。

今回は、クレステッドゲッコーのお腹パンパンになる原因や対処法、予防法について詳しく解説します。

クレステッドゲッコーのお腹パンパン!原因は?

クレステッドゲッコーのお腹がパンパンになる原因は、主に3つ挙げられます。

●食べ過ぎによる消化不良
●便秘
●腸閉塞

食べ物の消化を助けることで、便秘や腸閉塞を改善することができます。

消化しやすいフードの例としては、コオロギを与える際に足をカットすることです。

消化を助けるもう一つの方法は、クレステッドゲッコーが噛める大きさの餌を与えることです。


便秘

クレステッドゲッコーは水不足で便秘になりやすいので、水の量には注意が必要です。

しかし、必要な量の水を摂取させるのは難しいでしょう。

濡れたシェルターを使ったり、人工の餌を与えたりするのが効果的です。

ウェットシェルターは湿度を上げることができるので、水分補給効果が期待できます。

また、人工餌には十分な水分が含まれていますが、食べる量に注意しましょう。
与えすぎると悪循環に陥ります。

そのため、飼い主の監視のもとで食べる量を調整するとよいでしょう。

温度管理

クレステッドゲッコーの飼育環境を改善することが便秘解消につながります。

特に温度と湿度はクレステッドゲッコーの健康に大きな影響を与えます。

温度と湿度を適切に保つことが大切ですが、環境に慣れるまで時間がかかる場合があります。

その間、クレステッドゲッコーが慣れやすい床材を使用することで、便秘の解消につながります。

また、餌を取り除き、徐々に環境に慣れさせるようにしましょう。

誤飲に注意

基本的にクレステッドゲッコーは小さなものを口に入れることが多いので、誤飲しないような床材を選ぶことが大切です。

キッチンペーパーやペットシーツなど、誤飲の危険性が低い床材を使用することをおすすめします。

胃づまりの原因となる粒状の床材は避け、どうしても床材を変えたくない場合は、次のようなものを選ぶことが大切です。

粒が大きいものを選ぶことが大切です。

ただし、予防だけでは腸閉塞を防げない場合は、動物病院に相談しましょう。


クレステッドゲッコーのお腹パンパンにならないよう予防法

クレステッドゲッコーのお腹が膨らまないようにするためには、以下の予防策を実践することが大切です。

適切な量の餌を与える

クレステッドゲッコーは小さな体の割に食欲旺盛なことで知られています。

しかし、与えすぎると消化不良を起こし、お腹が膨れてしまうことがあります。

大人の場合は体重の10%程度を与えましょう。

幼犬の場合は、体重の15%程度を与えます。

食べ物の種類によっては消化しにくいものもあります。

消化に負担をかけないよう、フードの種類を変えることも大切です。

【ポイント】
定期的に体重を測定し、フードの量を調整
消化の良いフードを選ぶ
与えすぎない
フードの種類を変える

同じエサを与え続けると、栄養不足や消化不良を起こすことがあります。

そのため、餌の種類を変えることが大切です。

コオロギやミールワームなどの昆虫類だけでなく、パウダーフードや果物なども与えてみましょう。

餌の種類を変えることで、栄養バランスを整え、消化を促進することができます。

【ポイント】
昆虫、パウダーフード、果物などをバランスよく与える

餌の種類を変えることで飽きを防ぐことができます。

水をたっぷり与える

クレステッドゲッコーは脱水状態になると便秘になりやすいです。

そのため、十分な水を摂取できるように水鉢を設置してください。

水鉢には常に新鮮な水を入れておきましょう。

スプレーボトルで湿度を上げるのも効果的です。

湿度は60~80%程度に調整してください。

【ポイント】
ウォーターボウルに常に新鮮な水を入れておく
スプレーボトルで湿度を上げる
水を飲みやすい環境を作る

定期的に温浴させる

クレステッドゲッコーは、温浴させることで排便を促し、便秘を予防することができます。

週に1~2回、30~40℃のお湯で温浴させましょう。

温浴させるときは、完全に水に浸からないように注意してください。

【ポイント】
週に1~2回程度、温浴させる
お湯の温度は30~40℃に設定
クレステッドゲッコーが完全に水に浸からないように注意

温浴後はクレステッドゲッコーの体をよく拭いてあげてください。


ケージを清潔に保つ

ケージが汚れていると、細菌が繁殖して病気の原因になることがあります。

そのため、ケージを清潔に保つことが大切です。

週に1~2回程度、床材を交換しましょう。

排泄物は毎日取り除いてください。

また、食べ物や水をこぼした場合は、すぐに拭いてきれいにします。

【ポイント】
週に1~2回程度、床材を交換
排泄物は毎日取り除く
食べ物や水をこぼした場合は、すぐに拭いて片付ける

定期的に獣医師の診察を受ける

クレステッドゲッコーの健康を維持するためには、定期的に獣医師の診察を受けることが大切です。

獣医師にクレステッドゲッコーの健康状態をチェックしてもらい、必要に応じてアドバイスを受けましょう。

特に、次のような場合には、できるだけ早く獣医師の診察を受けるようにしてください。

●お腹が膨らんでいる
●食欲不振
●下痢
●嘔吐
●無気力

クレステッドゲッコーがお腹を膨らませないようにするには、適切な食事、環境、健康管理が大切です。

これらの予防策を実践することで、愛するクレステッドゲッコーが健康でいることができます。

健康なクレステッドゲッコーは活発で食欲旺盛です。

日頃からクレステッドゲッコー(ヤモリ)の行動をよく観察し、異変を感じたらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。

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