チンチラは、近年人気を集めているペットです。
ケージで過ごす時間が多いですが、部屋んぽをさせるべきなのか迷っている方もいるでしょう。
そこで、チンチラの部屋んぽの必要性や、部屋んぽや放し飼いの方法、キャットタワーやサークルなど必要な道具について紹介します。
チンチラは部屋んぽ坊させるのがおすすめ
チンチラがストレス発散させるために、部屋んぽをするのがおすすめです。
刺激を与えたりストレスを発散したり、運動不足を解消したいといった効果が期待できます。
また、チンチラを部屋んぽさせることで、飼い主さんとコミュニケーションを取れて、より絆を深められるでしょう。
チンチラを部屋んぽさせる方法
チンチラの放し飼い・部屋んぽは、方法が決まっているわけではありません。
部屋んぽをする時間やタイミングは、飼い主さんのライフスタイルに合わせると良いでしょう。
ただし、飼い主さんが見ていられる環境で行うことが大切です。
部屋の中に放し飼いをするのではなく、部屋んぽをする時間を決めてサークルなどを準備しましょう。
部屋んぽさせるタイミング
チンチラを飼い始めたばかりでは、生活環境に慣れていません。
すぐに部屋んぽをさせようとするとストレスを感じ、体調を崩すリスクがあります。
また、部屋んぽをさせる環境が整っておらず、家具の隙間に入ってしまったり、脱走してしまったりといったことにならないよう注意が必要です。
部屋んぽを始めるタイミングは、チンチラを飼い始めてからある程度時間が経っており、踏んだり、家具のすき間に入り込んだり、脱走したりといった危険がない環境を整えてからにしましょう。
さらに、チンチラが小さいうちに部屋んぽをさせると、ストレスで突然命を落とす可能性があります。
ゲージの生活に慣れてから、少しずつ部屋んぽをさせましょう。
チンチラを部屋んぽさせる時間や頻度
チンチラは、毎日部屋んぽをさせるのがおすすめです。
チンチラは夜行性のため、日中は寝ています。
そのため、夜に部屋んぽをする時間を作ると、活発に動いてくれるでしょう。
また、ゲージよりも部屋の中で遊ぶのが好きな子は、何時間も部屋んぽをしておりケージに戻りたくないと抵抗することこともあります。
チンチラのストレスにならないように、「この時間になったら部屋んぽをする」「この時間になったら戻す」と決めましょう。
短い時間だったとしても、1日に1回はケージから出して、部屋んぽをさせることで刺激を与えてチンチラのストレスを軽減させましょう。
ケージの中で運動できるようにしよう
部屋んぽをする時間を決められないという場合は、ケージの中でチンチラが遊べるように回し車を入れたり、コーナーステップを置いたりして、運動不足にならないように工夫します。
なお、チンチラは部屋んぽをさせるのがおすすめですが、ゲージの中で回し車で長時間遊ぶ子は運動不足にならないこともあります。
そのため、部屋んぽをさせようとしてもケージから出てこないこともあるでしょう。
そのような時には、無理に出す必要はありません。
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部屋んぽを終えた後のケージに戻す方法
チンジャラのストレス発散に部屋んぽは有効ですが、楽しくなってしまい、ケージに戻ってくれないこともあります。
チンチラは時間が分からないので、いつまで部屋んぽをしていて良いのか分からないのです。
スムーズに部屋んぽを終わらせ、ケージに戻す方法を紹介します。
部屋んぽの終了時間を覚えさせる
部屋んぽを終えるサインとして、毎回同じ動きをするのがおすすめです。
例えば、餌を与える前や砂遊びの前に部屋んぽをして、餌をケージに置いて戻ってもらう方がおすすめです。
ご飯の時間や砂遊びが部屋んぽ終了のサインになれば、チンチラのストレスにならずに家に戻ってくれるでしょう。
部屋んぽをするよりも、チンチラにとって魅力的なものをサインにすると、自分からケージに戻ってくれます。
おやつを与える
チンチラにおやつを与えすぎないように注意が必要ですが、部屋んぽ終了のサインとしておやつを使うのも有効です。
部屋んぽを終わらせる時間になったら、おやつをケージの奥に置いておきましょう。
チンチラを強制的にゲージに戻す
チンチラがどうしてもケージに戻って来れない時には、チンチラを抱っこしましょう。
ただし、チンチラは抱っこされるのが苦手な子が多いため、ストレスになってしまいます。
チンチラにとって足が浮くのは、敵に襲われた時の状況であり、非常にストレスを感じてしまうため、できれば抱っこさせずに戻すのが理想です。
抱っこすると、チンチラとの信頼関係が壊れる可能性もあります。
チンチラを抱っこしなければならない時は、足が浮いた状態にならないよう、手のひらで足を押さえてあげましょう。
チンチラの部屋んぽにおすすめのグッズ
チンチラが部屋んぽを安全に楽しめるように、部屋んぽをする範囲はサークルで区切りましょう。
サークルを設けたり放し飼いにすると、飼い主さんや家族が踏んだり脱走したり、家具の隙間に入り込んだりします。
なお、踏んだり脱走したりするのはチンチラの命に関わります。
万が一踏んだ時には、元気そうにしていても病院を受診してレントゲンや触診をしてもら、骨折といった大怪我をしていないか確認しなければなりません。
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小動物用のおもちゃを用意する
チンチラが遊べるように、小動物用のおもちゃやキャットタワーを用意するのもおすすめです。
比較的広いスペースを確保でき、低いテーブルやソファーなどチンチラが登ったり降りたりして遊べる時には、キャットタワーはいらないでしょう。
しかし、チンチラが上り下りして遊べるおもちゃがない時には、キャットタワーを置くと喜んで遊んでくれます。
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チンチラを部屋んぽさせる時の注意点
部屋んぽを安全に行うためには、危険がないように安全対策を行いましょう。
チンチラが入ってしまいそうな隙間を作らないことや、電気コードをかじって感電しないよう、コード類はサークルの中にないかどうか確認します。
チンチラのストレス発散のために安全に部屋んぽをしよう
チンチラは部屋んぽを楽しんでくれて、飼い主さんとコミュニケーションを取ることにもつながります。
放し飼いにするのではなく、サークルを使い部屋んぽをする、時間を決めることも大切です。
チンチラが安全に、充実した部屋んぽができるよう工夫してあげましょう。
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