遠方の結婚式に車代を渡さない|ご祝儀に車代を上乗せする?失礼にならないマナー

遠方の結婚式に車代を渡さない|ご祝儀に車代を上乗せする?失礼にならないマナー

結婚式に対する考え方が少しずつ変わり、お車代を渡さない新郎新婦が増えています。

また、新郎新婦の主催者と招待客の「遠方」という認識の違いから、お車代を渡さないケースもあるようです。

今回は、遠方での結婚式でお車代を渡さない場合のご祝儀の金額や費用の抑え方について紹介します。

遠方の結婚式でお車代なしは失礼?

お車代は、遠方からお祝いに駆けつけてくれたゲストへの感謝の気持ちを表すもの。

お車代を渡さないのは失礼と言われますが、渡すか渡さないかは、主催者である新郎新婦の考え方次第。

そのため、お車代を渡すかどうかのボーダーラインは曖昧なので、過度な期待は禁物です。

費用や会場までの交通費で決める人のほかに、ゲストの立場や関係性で贈る人もいるようです。

ホテルまたは会場までの交通費 30%
ホテルまたは会場までの交通手段:25
ゲストの立場と関係 10%
ホテルや会場までの移動時間 5%
車代なし:30

ゲストを招待する場合、一人ひとりの居住地が一定以上であれば贈る、新幹線や飛行機を使うなら贈るなど、ボーダーラインを決めるのは難しいでしょう。

また、ゲストをもてなしたいものの、車代を負担に感じて贈らない人が約3割いるのも事実。

この結果から、「遠方での結婚式でお車代なしは失礼」という考え方は少なくなってきているようです。

遠方ゲストへのお車代の平均

遠方から結婚式に招待された場合、お車代の平均相場も確認しておきましょう。

以前は新郎新婦が招待客に交通費を全額渡すのが一般的でしたが、最近では半額や一部負担する人も増えています。

最近は、送迎をしない人もいるので、一律の料金ではありません。

遠方の結婚式に招待された場合は、交通費がいくら出るのか確認しておくとよいでしょう。

結婚式当日は、新郎新婦も忙しいことが多いので、両親や親戚が出すのが一般的です。

交通費なしのご祝儀額

遠方の結婚式に招待された場合でも、交通費が出ないケースもあります。

ホテルや会場までの交通費を自己負担する場合は、一般的にご祝儀は不要とされていますが、お祝いのしるしとして1~2万円程度を贈ってもよいでしょう。

新郎新婦が交通費の半額以上を負担する場合のご祝儀額

ホテルや会場までの交通費を新郎新婦が半額以上負担する場合や、交通手段や移動時間によって半額以上負担する場合は、一般的なご祝儀と同額を贈るのがマナーです。

交通費を半額以上負担してもらった場合は、気持ちとして一般的な品よりも多めに贈るのがマナーです。

昔は、合計を割る数字(偶数)を贈るのは縁起が悪いとされていましたが、今は偶数はペアや夫婦を意味すると解釈されているので、それほど気にする必要はありません。

そのため、奇数・偶数を気にせず、無理のない範囲で用意しましょう。

ゲストが交通費を受け取ることも

新郎新婦がゲストとして交通費を渡すことがあります。

例えば、結婚式でスピーチを頼まれた上司、乾杯の挨拶を頼まれた主賓、受付をしてくれた友人。

遠方の人とは意味合いが異なりますが、交通費に充てるために交通費という形で贈ります。

来賓として交通費を受け取る場合は、駅からホテルや会場までのタクシー往復で1万円を上限に贈るのが一般的。

このように交通費をいただく場合は、交通費の半額以上を負担していただいた場合と同様に、一般的な相場と同額を贈るのがマナーです。

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