デジタルサイネージとは、インターネットを使って外部の情報をプロジェクターやディスプレイに表示するものです。ポスターや看板をデジタルにしたことによって「電子広告」「電子看板」とも言われており、動画や音声なども配信できます。
デジタルサイネージってどんなもの?
デジタルサイネージは、薄型ディスプレイが普及したことによって利用されるケースも増えました。薄型であるため置き場所も制限されにくくなり、防水性が高いことで屋外の壁に埋め込む形でも採用されています。最新情報をネットワーク経由で配信できるため、ターゲットごとに表示する情報を変られることが特徴で、様々な運用に活用することが可能です。
デジタルサイネージを導入するメリット・デメリット
従来のポスターや看板は、1度設置すると情報を変更する場合にコストも手間もかかります。しかし、デジタルサイネージの場合は元の情報がデータであるため、簡単に変更でき、コストも削減できることがメリットです。これまでは静止画であった看板に音声や映像を入れることで注目度が高くなり、必然的に宣伝効果も高くなります。
システムの使い方に慣れればスムーズに更新できるため、情報の差し替えのコストも抑えられるでしょう。新しい技術として使用されるようになった方法であり、これからさらに進化していくことが見込まれます。タッチパネルも導入することで端末として利用できるため、案内などの人件費を削減することも可能です。
ただし、デジタルサイネージは電子広告ともいわれている通り、設置する際には電気を必要とします。電気が通っていない場所では使用できず、運用コストには電気代を含めなければなりません。使用する場所によって、紫外線や雨や風の影響を受けて故障する可能性もあります。
また、情報をリアルタイムで配信できることがメリットであるものの、コンテンツを管理しなければならないなどデジタルサイネージを導入した後にどのように運用するのか、計画を立ててから導入することが大切です。デメリットをしっかり認識して、どのように運用すればメリットを得られるのかを検討しましょう。
デジタルサイネージを選ぶときのポイント!
デジタルサイネージを選ぶ際には、設置場所や使用方法から、それぞれ適したタイプを選択する必要があります。主なチェックポイントを3つ見ていきましょう。
屋外使用か屋内使用か
デジタルサイネージを選ぶ際に重要なポイントは、設置する場所についてです。主に屋内で使用する場合と屋外で使用する場合に分けられ、屋内で使用できるデジタルサイネージはテナントの中や店舗の中など、直射日光や雨や風の影響を受けない場所で使用することが一般的です。屋内用のディスプレイの輝きは700カンデラ以上であれば良く、防水機能もないため比較的リーズナブルな値段で購入できます。
屋外で使用するデジタルサイネージは軒先や外で使用するため防水機能が必要であり、ホコリや汚れの影響を受けても故障しにくい仕様になっていることが特徴です。太陽の下では1200カンデラ以上の輝きが必要であるとされており、ディスプレイも直射日光の影響を受けにくい仕様であるため、屋内で使用するデジタルサイネージの比較すると値段が高くなる傾向にあります。
スタンドアロン型かネットワーク型か
スタンドアロン型とは、USBなど外部のメディアを挿し込んで使うタイプです。最もシンプルなものであり、SDカードやUSBを直接ディスプレイに挿して映像を再生する方法で情報を配信します。ネットワーク環境などを整える必要はなく、外部メディアとディスプレイが用意できれば、すぐに導入できることが特徴です。
ネットワーク経由で情報を発信するネットワーク型は、データをインターネット上にアップロードしてネットワーク経由でデジタルサイネージへ情報を配信します。コンテンツを差し替えたり予約再生なども可能であり、ディスプレイスタンドが用意できれば設置工事は必要ありません。
まとめ
サインスタイルでは、デジタルサイネージのシェアリングサービスを行っています。また、デジタルサイネージを設置する予定場所や使用用途、配信したい情報などをヒアリングしたうえで、用途に適した機器を提案していることも特徴です。
さらに、配信する画像やコンテンツのイメージを共有し、コンテンツの作成代行も行っています。全国どこでもレンタル可能であるため、各地で行われるイベントや展示会、短期間のキャンペーンなどで活用できることがメリットです。デジタルサイネージの導入を迷っている場合や短期間だけ利用したい場合などは、サインスタイルのシェアリングサービスを検討してみましょう。