赤ちゃんは内臓がまだデリケートなだけに水には気を使いたいもの。赤ちゃんのミルクや離乳食に使う水は何がいいのか、また、ウォーターサーバーを選ぶポイントについて解説します。
赤ちゃんのミルクに適した水とは
・ミネラル分がほとんど入っていない純水かミネラル分が少ない軟水
・ミネラル分が多い硬水は下痢を起こしやすい
・軟水、純水とは、硬度0~120mg/Lまでのものを指す
硬水が赤ちゃんの下痢を引き起こしやすい理由
硬水に多く含まれるカルシウムやマグネシウムは、成人であれば便秘の解消に役立つこともあります。ただし、内臓機能がまだ十分ではない赤ちゃんにとっては負担になってしまうのです。
下痢を起こしやすいだけでなく、内臓を傷めやすいので注意。
硬水は衛生状態にも注意
日本国内では軟水が主ですが、海外では硬水が多く、軟水に慣れている日本人にとって大人でも下痢や不調を覚える場合があります。
海外では硬水が多いだけでなく、国によっては衛生面に配慮されていないこともあるため、感染の心配も視野に入れたほうがよいでしょう。
海外のウォーターサーバーの中には衛星面に配慮していない場合もあるので注意。
ウォーターサーバーの水の種類とは
・国内のウォーターサーバーは軟水がほとんど(硬水自体が少ない)
【水の分類】
・0~60mg/L未満は軟水
・60~120mg/L未満は中程度の硬水
・120~180mg/L未満は硬水
・180mg/L以上は超硬水
(世界保健機関の基準の場合)
赤ちゃんに最適な水の選び方
・純水または軟水を選ぶ
・硬度で言えば0~60mg/L未満のものが好ましい
ウォーターサーバーを選ぶときには軟水であることはもちろん、製造過程の衛生面、検査工程のていねいさなどにポイントを置くとよいでしょう。
実際に産院などで使われているウォーターサーバーなら安心して使いやすいです。
赤ちゃんのミルクや離乳食に使うウォーターサーバーを探しているなら、衛生管理の行き届いた工場で製造され、560カ所ほどの産院でも使用(2018年3月現在)されているクリクラを検討してみましょう。