ソフトバンク光では、2Gと5Gという2つの周波数帯が使われています。そこで2つの違い、効果的な使い分けをするポイントを見ていきましょう。
- 1. ソフトバンク光の周波数帯の種類
- 2. 2Gと5Gは規格が違う
- 3. 2Gと5Gは通信速度に違いがある
- 4. 2Gと5Gは障害物への強さに違いがある
- 5. 2Gと5GはWi-Fi対応距離が違う
- 6. 2Gと5Gは接続可能な機器に違いがある
- 7. 2Gと5Gは家電との相性も違う
- 8. 通信速度が遅いときの対処法
- 9. 2Gがおすすめのパターン
- 10. 5Gがおすすめのパターン
- 11. 通信速度は周波数帯以外も影響する
- 12. 通信速度を上げるにはコンセントの抜き差しをする
- 13. 通信速度を上げるには設置場所を変更する
- 14. 通信速度を上げるにはルーターを買い替える
- 15. 通信速度を上げるには使用する時間帯も意識
- 16. 通信速度を上げるには高速ハイブリッドを使う
- 17. 光BBユニットの必要性
- 18. 光BBユニットのレンタル月額料金
- 19. 高速ハイブリッドの申し込みの流れ
- 20. 市販のルーターを使う
- 21. 2Gと5Gが表示されないときは?
- 22. まとめ
ソフトバンク光の周波数帯の種類
ソフトバンク光には2つの周波数帯があります。
・2Gとは、2.4Ghzの周波数帯を利用するインターネット
・5Gとは、5Ghzの周波数帯を利用するインターネット
それぞれの特徴を活かした使い方ができるようになっているのです。
2Gと5Gは規格が違う
・2Gは、古い規格
・5Gは、新しい規格
ただし、新しい規格が必ずしも良いというわけではありません。
2Gと5Gは通信速度に違いがある
・5Gは、速度は速い
・2Gは5Gほど速くない
ただし、通信をする環境によって速度は変わります。
2Gと5Gは障害物への強さに違いがある
・2Gは障害物に強く、壁に遮られていても使いやすい
・5Gは障害物に弱いため、障害物によっては通信に影響する場合がある
5Gはその性質上、屋内用や屋外用などに細かくわけられています。
2Gと5GはWi-Fi対応距離が違う
・2Gは対応距離が長く、遠くまで電波が届きやすい
・5Gは対応距離が短く、遠いと電波が届きにくい
広い家などでは、5Gでは電波が行き届かない場合もあります。
2Gと5Gは接続可能な機器に違いがある
・2Gは古い規格のため、接続可能な機器がとても多い
・5Gは新しい規格のため、まだ接続可能な機器が多くない
5Gは接続可能な機器が少ないために、安定した通信が可能となっている部分もあります。
2Gと5Gは家電との相性も違う
・2Gの電波は、電子レンジなどのさまざまな家電で利用されている
・5GはWi-Fiルーター以外ではほとんど使われていない
他の家電が動いていると、2Gは他の家電の影響を受けて通信速度が低下する可能性があります。
通信速度が遅いときの対処法
通信速度が遅いときは切り替えてみると良いでしょう。
通信速度が遅い場合には、2Gと5Gを切り替えてみると速度が改善することがあります。
そのときのそれぞれの周波数帯の状況によって、通信速度には差が出てくるのです。
5Gよりも2Gが速いというケースも少なくありません。
2Gがおすすめのパターン
・ルーターから離れた別の部屋で使う場合
・古い接続機器で通信する場合
・5Gではつながりにくい場合
5Gがおすすめのパターン
・高速通信がしたい場合
・ルーターから近い場所で使う場合
・家電が多く動いており、集合住宅などで他の家電の影響を受けやすい場合
通信速度は周波数帯以外も影響する
通信速度は常に一定というわけではありません。
周波数帯によって速度は変わりますが、他の要因も速度に大きく影響します。
通信速度を上げたい場合には、周波数帯の切り替え以外にもこれから紹介する方法を試してみると効果的です。
通信速度を上げるにはコンセントの抜き差しをする
接続機器やONU、ルーターのコンセントを抜き差しすることでリセットされ、SIMの抜き差しでも、設定がリセットされます。
リセットによって速度が改善することがあるでしょう。
通信速度を上げるには設置場所を変更する
壁などの障害物によって電波が遮断されることがあります。
窓際に置いたほうが速度は速くなりやすく、違う窓際を選ぶだけでも速度が変わることがあるのです。
通信速度を上げるにはルーターを買い替える
ルーターは速度低下の大きな要因となり得るものです。
ずっと使っている場合は規格が古くなっている可能性があるため、特に新しく買い替えると効果的なことが多いでしょう。
なるべくスペックが高く、最新規格に対応しているものを選びます。
通信速度を上げるには使用する時間帯も意識
回線が混雑する時間帯は、どうしても速度が低下しがち。
なるべく混雑しない時間帯を狙って接続すると高速通信が楽しめることも多いです。
家族でインターネットを利用しているのならば、家族間だけでも時間帯を分散させてみると効果的なこともあります。
通信速度を上げるには高速ハイブリッドを使う
光回線では網終端装置を通ってインターネットへアクセスすることになります。
網終端装置が混雑することで速度が低下するため、これをバイパスできれば速度が改善されるでしょう。
光BBユニットでは、IPv6高速ハイブリッドを利用することで網終端装置をバイパスできるため速度の改善が見込めます。
光BBユニットの必要性
光BBユニットはレンタルで、オプションという扱いになります。
ただし、光BBユニットをつけないとおうち割 光セットが適用されません。
光BBユニットを使用することで高速ハイブリッドも利用が可能となるため、あって損はない場合が多いです。
光BBユニットのレンタル月額料金
・ソフトバンク光の月額基本料金は3800円(税抜)
・光BBユニットの月額料金は467円(税抜)
・無線での利用をする場合には、Wi-Fiマルチパックとして別途月額990円(税抜)が必要
高速ハイブリッドの申し込みの流れ
公式サイトやショップでの申し込みが可能です。
公式サイトの場合は、「お客様サポート」から「各種お手続き・契約内容確認トップ」へと進み、「接続方式変更のお申し込み」へと進みます。
光BBユニットのレンタルとフレッツ・v6オプション(NTT東西)の申し込みが必要です。
市販のルーターを使う
ソフトバンク光では、ホームゲートウェイ(N)か光BBユニットの他、市販のルーターも使用可能です。
仕事などに使うのならば、安定していて高速通信が可能なスペックの高いモデルが安心。
最新規格のルーターならば、快適にインターネットを使える可能性が高いためおすすめです。
2Gと5Gが表示されないときは?
特定の端末のみで表示されない場合には、無線機能が無効となっている可能性があります。
5Gのみ表示されない場合は、接続機器が5G非対応である可能性が高いです。
接続機器の設定や仕様を確認した上で再起動して表示されるかを確認しましょう。
それでも改善されない場合は、サポートセンターへ問い合わせてみます。
まとめ
ソフトバンク光では、状況に合わせて2つの周波数帯を使い分けることがかのうです。それぞれのメリットを活かして使っていきましょう。