紫陽花は手入れが必須!大事な作業と紫陽花の特徴とは

                                                                  紫陽花を美しい状態に保つためには、まめな手入れが欠かせません。
長く良い状態を維持するためには、どんな手入れが必要なのかを解説します。
また、紫陽花の花だと一般的に思われているところは、実はがくであるというケースも多いです。
本当の花はいったいどこにあるのかも、合わせて解説します。

紫陽花の剪定が重要な理由

紫陽花は剪定しなくても花が咲きますが、成長が早く樹形が崩れやすいです。
新しく伸びた枝に花が付くのは2年後であり、邪魔な枝を何も考えず切ってしまうと、花が咲かなくなる可能性があります。

枯れた枝や葉、花などをきちんと取り除くことによって、翌年の開花に向けた準備ができるでしょう。

花が終わる時期

紫陽花の剪定や植え付けをする時期は花が咲き終わった後ですが、紫陽花の花は散らないので目安の時期がわかりにくいことが特徴です。
花の終わった状態を見極める方法はあります。
普段花だと思われている部分はがくであり、集まったがくの中心部分に細かい粒のようなものがたくさん見られます。
この小さい部分がつぼみで、注意深く見ていると、花が咲いたことも、散ったこともわかるのです。

紫陽花の剪定方法

紫陽花の剪定は年2回、花が咲き終わったら、花の2節下の脇芽が出ているところよりも2cmほど上で切ります。
11月~2月の休眠期にもう一度剪定をし、先の剪定で切ったところよりも下に新しい花芽が付いていたら、その花芽よりも上の部分は切りましょう。

剪定後に行うこと

剪定が済んでも、まだ行わなければならない手入れが他にあります。
鉢植えの紫陽花は植え替えが必要であり、成長が早いため、放っておくと根詰まりを起こしてしまいます。
目安は2年に1度、一回り大きい鉢に植え替えます。

紫陽花は水はけが良い土を好むが、乾燥は好まないので、水やりには注意する必要があります。
夏場は1日に2回の水やりが必要なこともあり、剪定後や葉が落ちた後でも、枝や根は生きているので、土の乾き過ぎには注意が必要です。

紫陽花がなりやすい病気は灰色かび病、炭そ病、モザイク病、うどんこ病。
中でもモザイク病は株ごと処分が必要になるため、まめにチェックして、病気を早期発見、他への観戦を防げるようにします。
また、紫陽花に付きやすい虫はアブラムシ、ハダニ、コウモリガの幼虫であり、見つけ次第駆除が必要です。

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紫陽花の花は両性花と装飾花

装飾花とは一般的に花と認識されている部分であり、花びらが4~5枚あるように見えている部分です。
両性花はガクアジサイやヤマアジサイの花房の中心部分にある地味な花で、ガクアジサイの装飾花に囲まれた部分となります。

装飾花は通常種子を付けず、両性花が種子を付けられるようにするために、虫をおびき寄せられるように派手な見た目になったとされています。

装飾花の花びらはがく

装飾花の花びらに見えている部分は萼片(がくへん)というもので、よく見ると萼片が集まっている真ん中に小さい粒のような花があります。
萼片=一般的にがくと呼ばれる部分は葉が変形したもので、紫陽花の花房と呼ばれる部分は、萼片が集まってできているものです。

ガクアジサイとは?

ガクアジサイとは、中心部分に細かい粒のような両性花があり、その周囲を装飾花が囲むように並んでいるのが特徴です。
日本で昔から自生していた品種で、がくの数でいえば、てまり咲きの品種の方が多いですが、地味な両性花の周りを囲むように装飾花が並び目立つためガクアジサイと呼ばれます。

個性的なシルエットを好む人も少なくありません。
ガクアジサイは乾燥を嫌うため、水やりをしっかりやることが大事です。

乾燥が嫌いなのにじめじめしているのも嫌うため、風通しの良い日向~半日陰で育てましょう。

紫陽花はがくを楽しむ花

紫陽花は美しいがくの部分を鑑賞する花です。
がくの美しい色を保つためにも、きちんと手入れすることが大事でしょう。